沖縄県本島の中でも自然豊かな国頭村への移住を検討していて、このようなお悩みはありませんか？
「国頭村は移住者が住みやすい環境なのか？」
「本当にのびのびと子育てできるのか？」
「国頭村へ移住をしてみたいけど、やっぱり一歩を踏み出す勇気がでない…」
この記事では沖縄移住先、国頭村の住みやすさや環境を徹底解説します。
- 国頭村の住みやすさや環境
- 国頭村が実施する移住者へのサポート体制
- 国頭村への移住がオススメな人 など
国頭村への移住を検討している方にとって、移住先の住みやすさが気になるところですよね。安心して移住生活を成功させることができるよう、この記事をぜひ参考にしてください！
沖縄本島北部の住みやすさの記事一覧
名護市 大宜味村 東村 今帰仁村 本部町 恩納村 宜野座村 金武町
はじめに：国頭村の概要と特徴
国頭村の概要と特徴を紹介します。
国頭村の場所と特徴
| 人口 | 4,519名（男性：2,336名、女性：2,183名） |
| 人口密度 | 23.20人／k㎡ |
| 空港までのアクセス | 車で約2時間、バスで約2.5時間 |
| 米軍基地の有無 | 北部練習場（※米軍保養施設「奥間レスト・センター」あり） |
（※2023年10月31日現在）
沖縄本島最北端に位置する国頭村は、年間の平均気温は22.4℃で周囲を海に囲まれているため湿度が高く、気温の変化が小さいです。そのため1年を通して過ごしやすいのが特徴ですよ。
また村の84％以上を森が占めています。この森（通称「やんばるの森」）には特定の地域にしか生息しない生き物やかんたんに見ることができないような生き物が多く生息し、2021年7月には世界自然遺産に登録されました。
国頭村にはそのほかにも沖縄県最大の落差を誇る比地大滝や辺戸岬など、大自然に触れることができるスポットがたくさんあります。また近年では、科学的根拠のある森林浴「森林セラピー」も人気ですよ。国頭村長が認めた森林セラピーの専門家に森の中を案内してもらうことで、こころもからだも元気になれそうですね。
国頭村は沖縄県の中でも過疎が進んでいるという特徴もあります。過疎を物語るように2020年時点で国頭村の高齢者（65歳以上）の割合は34.3％と沖縄県全体の22.0％と比べ、10ポイント以上高いです。今後も高齢化が進行すると見込まれているため、移住・定住施策に力を入れていますよ。移住支援制度も整っているので、移住を検討している人には嬉しいですよね！
国頭村の治安状況
不動産住宅情報サイト「スマイティ」の調査によると、犯罪率は0.20％で沖縄県内36市町村中31番目のため、村内での犯罪は決して多くありません。移住者を受け入れる心温かい村民が多いです。犯罪数自体は少ないですが、不審者による声かけが数件報告されています。
移住するにあたって治安状況は常に気になることだと思うので、そんな時は「ガッコム安全ナビ」で随時情報をチェックしてみてくださいね。
国頭村の騒音状況
国頭村面積の８割以上が森のため、基本的に騒音は気にならないでしょう。
しかし、辺戸岬周辺での米軍機による低空飛行訓練が住民に目撃されています。また早朝にかけてバイクの騒音が鳴り響いていると苦情が寄せられています。誰しも安全で快適な環境で過ごしたいですよね。移住後騒音に困ったら国頭村環境保全課へ相談しましょう。
国頭村の渋滞状況
国頭村は有力な観光スポットがないので、観光シーズンでも基本渋滞とは無縁と言えます。65歳以上の方は村営バスが半額になる行政サービスを利用できるので、お出かけの際も安心ですね。
ただ、近々沖縄北部（名護）にテーマパークが建設予定です。
定かではありませんが、この計画に伴って、沖縄北部に空港の建設予定の噂もあり、今後の動きには要注目です。
メリット、デメリット
メリット
デメリット
国頭村の家賃相場と物件状況
国頭村の家賃相場と物件状況をご紹介します。
住宅支援制度
国頭村では過疎化が進み、住宅も少なく空き物件を探すにも一苦労しがちです。そこで国頭村では移住を検討している方（※別途条件あり）を対象に、移住体験住宅、定住促進住宅、空家活用住宅、村営住宅の提供を行っています。
・移住体験住宅
| 住宅名称 | 間取り | 宿泊人数 | １泊1人あたりの利用料 |
| 移住体験住宅1号館 | 2DK | 4名まで | 2,000円（小学生以上） |
| 移住体験住宅2号館 | 3LDK | 6名まで | 3,000円（小学生以上） |
| 移住体験住宅3号館 | 1DK | 4名まで | 2,000円（小学生以上） |
国頭村では、この村への移住を検討し、かつ、原則50歳未満で高校生以下の子どもを扶養する世帯を対象に、約2週間を限度として国頭村での生活を体験できる住宅を提供しています。
住宅にはテレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、炊飯器、オーブンレンジ、寝具、バスタオル、フェイスタオル、ドライヤー、食器類が揃っているので、移住後の生活を手軽に体験することができますよ。何度でも利用できるので、「国頭村への移住を検討しているが、期待する生活ができるか不安だという方」におすすめです。
予約の際は、国頭村役場HPにある予約カレンダーにて空室日をチェックしてみてくださいね。
・定住促進住宅・空家活用住宅
国頭村にある空家を改善リフォームし、移住者を対象に賃貸物件として提供しています。この地域に定住し、「地域行事に積極的に参加し国頭村を盛り上げていきたい方」は、国頭村役場へ最新情報を問い合わせしてみましょう。
・村営住宅
国頭村には、安田団地、安波団地、伊地団地、辺土名団地など7つの団地があります。そして入居資格、所得基準を満たす方を対象に、困窮度合いが高い方を優先に随時住居を提供していますよ。募集情報は随時更新されるため村役場HPをご確認ください。
家賃相場
【国頭郡】間取り別家賃相場
| 間取り | 平均家賃相場 |
| 1R、1K | 3.5〜4.4万円 |
| 1DK、1LDK | 3.6〜4.7万円 |
| 2DK、2LDK | 4.6〜5.3万円 |
| 3DK、3LDK | 5.7万円〜 |
物件状況
現在募集している物件を検索したところ、2DK（新築、家賃6万円）2 LDK（築25年、家賃20万円）、2DK（築60年リフォーム済み、家賃12.3万円）合計8件のみでした。（2023年11月17日現在）
物件件数も募集件数もはるかに少ないことがわかります。そのため国頭村が実施する住宅支援制度を使わない手はないですね。
国頭村の教育、子育て環境
国頭村の教育、子育て環境を解説します。
子育て支援の内容
・出産までの支援
| 助成制度名 | 助成内容 |
| 結婚祝金 | 結婚が成立し、村内に引き続き住所を有し、結婚後3年以上移住する方を対象に結婚祝金（10万円支給） |
| 妊産婦健康診査の費用助成 | ・妊娠初期から出産まで14回の健診費用助成 ・産後1ヶ月頃まで計2回の産婦健康診査の費用助成 |
| 不妊治療費用助成 | ・特定不妊治療費 年度あたり15万円を限度に通算5年間助成 ・一般不妊治療費 自己負担額の1/2の額で5万円を限度に通算2年間助成 ・不妊治療に係る交通費 年度あたり5万円を限度に助成 |
| 出産祝金 | 当該出生児の出生の日から90日以上前から国頭村に住所があり、出生の日以後90日以上出生児とともに国頭村に住所のある保護者が申請可能 第1子 5万円 第2子 10万円 第3子以降 20万円 |
| 出産応援給付金 | 令和4年4月以降に妊娠届出をした妊婦を対象に５万円を支給 |
| 子育て応援給付金 | 令和4年4月以降に出生した子の養育者を対象に【5万円×生まれた子の人数分】を支給 |
・子育て支援
| 助成制度名 | 助成内容 |
| 児童手当 | 中学校卒業まで（15歳の誕生日後の最初の３月31日まで）の児童を養育している方を対象に児童手当を支給 ・3歳未満 1.5万円/月 ・3歳以上～小学校修了前 1万円/月（第3子以降は1.5万円） ・中学生 1万円/月 |
| こども医療費助成 | 子ども（高校卒業まで）を対象として、医療費の自己負担額を現物給付、自動償還、償還払いのいずれかの方法で助成 |
| 学校給食費免除事業 | 村内小中学校に3人以上の子どもがいる家庭の2人を超える子どもの給食費を全額免除 |
| 児童生徒各種検定受験料 | 村内小中学生を対象に英語検定や漢字検定の受験に対して受験料を助成 |
| 無料塾の設置 | 就学援助受給世帯の小学1年生～中学3年生を対象として、無料塾を設置 |
| 子育て応援入学・卒業祝金支給事業 | 子育て世帯への経済的負担軽減を目的に、入学祝金（小学1年生及び中学1年生の保護者へ支給）、卒業祝金（中学校を卒業する生徒の保護者へ支給）を支給対象者１人につき5万円支給 |
| 子育て応援修学旅行費支給事業 | 子育て世帯への経済的負担軽減を目的に、小学校並びに中学校の児童生徒の保護者に、修学旅行に係る経費の一部を支給 |
国頭村では高齢化と同時に少子化も進行しています。そのため少子化に対する対策を強化しています。保護者は安心して子育てができ、子どもはのびのびと自分の能力を伸ばせる環境がそろっていますね。
このほかにも、村の保健師による子育て支援や母子父子家庭への助成など子育て支援が充実しています。詳細は国頭村の『総合戦略に関連する施策一覧』をご覧ください。
公園の数や状況
国頭村には9つの公園があります。中でもやんばる国立公園は世界自然遺産に登録され、世界にここだけにしかいない生物が多く住んでいますよ。また国頭村森林公園ではバンガローや樹上ハウス、キャンプ場もあり宿泊が可能です。時を忘れて星を眺めることもできるので、ぜひ時を忘れて自然を全身で感じてみてはいかがでしょうか。
保育園・幼稚園一覧
- 国頭村立辺土名保育所
- 国頭村立奥間保育所
- 楚洲あさひの丘へき地保育所
- くにがみこども園
小学校一覧
- 国頭村立奥間小学校
- 国頭村立辺土名小学校
- 国頭村立佐手小学校
- 国頭村立北国小学校
- 国頭村立奥小学校
- 国頭村立安田小学校
- 国頭村立安波小学校
中学校一覧
- 国頭村立国頭中学校
高校一覧
なし
（国頭村から最も近い高校は、大宜味村にある沖縄県立辺土名高等学校）
大学・専門学校一覧
- 琉球大学農学部附属亜熱帯フィールド科学教育研究センター与那フィールド
国頭村の病院一覧（歯科以外）
国頭村の病院をご紹介します。国頭村から最も近い総合病院は、名護市にある沖縄県立北部病院です。この病院は国頭村から車で約40分の位置にありますよ。
| 診療所名 | 診療科目 | 診療所HP |
| 国頭村立国頭診療所 | 内科、外科、小児科 |
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| 国頭村立東部へき地診療所 | 内科 |
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国頭村の買い物スポット一覧
国頭村の買い物スポットをご紹介します。
国頭スーパー
（出典：Googleマップ）
国頭スーパーは辺土名大通りに位置している地域に根付いたスーパーマーケットです。辺土名周辺で1番人が集まる国頭の台所のような存在ですよ。野菜や果物はもちろん、お弁当や惣菜、冷凍食品、生活用品まで揃っています。さらに沖縄らしいポークおにぎりも購入できます。
安田協同店
（出典：Googleマップ）
安田協同店は、なんと100年以上この地域住民に愛されている商店です。棚には食品や生活雑貨が並んでいます。時代の流れを汲んで、店内にはファミリーマートの自動販売機が設置されていますよ。また安田協同店では「100円で買えるコーヒー」の販売を通して、地域住民の憩いの場を提供しています。1人ひとりの距離をちぢめられる心がホッとする商店ですね。
やんばるパイナップルの丘安波
（出典：Googleマップ）
やんばるパイナップルの丘安波は、2022年3月にオープンした道の駅です。パイナップルをモチーフとして作られた施設では、果物やこの土地ならではのアイテムが買えたり、食事ができたりしますよ。7月〜10月頃に行くと、人気のパイナップルも購入できます。
ショッピング後にはぜひ「やんばるの丘ブランコ」へ！開放感あふれるブランコから観るやんばるの森と海は絶景ですよ。
国頭村の求人状況
国頭村の求人状況をご紹介します。
全体的な求人数と多い仕事
2023年11月18日現在、ハローワークには27件の求人がでています。国頭村は農業や漁業、観光業が盛んです。そのため観光・サービス業の従業員数が国頭村に属する全従業員数の6割を占めていますよ。やんばる国立公園が世界自然遺産に登録されたことをきっかけに、近年では森林セラピーガイドや森林セラピストのニーズが増加しています。
また国頭村には農業や漁業に関する補助金制度があります。
・農業振興補助金
農業の振興を目的に、農業経営者の肥料や農薬などの購入費の一部（60万円まで）を支援します。
・水産業奨励補助金
水産業の振興発展及び漁獲の向上並びに漁家経済の向上を図るため、村の住民基本台帳に記録されている水産業者及び国頭漁業協同組合が、漁業に供する漁具資材等を購入した場合、その経費に対し予算の範囲内（上限100万円）において補助金を交付します。
そのほかの補助金詳細はこちら
給料の相場
| 正社員平均年収 | 336万円 |
| アルバイト・パート平均時給 | 902円 |
| 派遣社員平均時給 | 1,202円 |
国頭村の平均年収は約369万円、世帯年収は約370万円です。全国平均年収と比較すると、134万円低く、年収300万円未満の世帯が最も多いです。
（参考：ハローワーク「沖縄県国頭村の平均年収・平均給与データ」）
国頭村のビーチ一覧
国頭村のビーチをご紹介します。
オクマビーチ
オクマビーチは、沖縄本島北部にあるビーチです。那覇市からは車で1時間30分以上かかるため、観光客も少なく静かなのでのんびりできますね。
このビーチの魅力は、約1kmにわたって続く白砂でできた砂浜と、環境省の水質調査で毎年最高ランク「AA」に認定されるくらい透明度の高いエメラルドグリーン色の海です。またオクマビーチで観る夕日は息を呑むほど美しいことで知られていますよ。
「オクマプライベートビーチ＆リゾート（ホテル）」が、このビーチを管理し、大人（13歳以上）1,500円、子ども（3〜12歳）1,000円を支払うと宿泊なしでも利用することができます。さらにシュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティもホテルで受け付けていますよ。
最上級ランクの水質と海外リゾートのような砂浜の情景を目に焼き付けたい方はぜひオクマビーチに足を運んでくださいね！
桃原ビーチ
（出典：Googleマップ）
桃原集落の西側にある透明度が高い海と白砂が特徴のビーチです。このビーチは非常に穏やかで人も少なく美しい海岸が広がっています。地元の人たちが時間も気にせず釣りをやったり、夕日を楽しんだりする「ただひたすらに眺めていたいビーチ」といっても過言ではないでしょう。
釣りや夕日ウォッチングのお供になる軽食は、このビーチの近くにある桃原共同売店という商店で購入すると良いでしょう。観光客が多くない知る人ぞ知るビーチなので、キャンプにも最適ですね。
ただし近年ではサメが目撃されているため、遊泳は禁止されていますので、桃原ビーチに行く際はご注意ください。
アダンビーチ
（出典：Googleマップ）
アダンビーチは沖縄県国頭村の北部にあるビーチです。このビーチは人の手がほとんど加えられておらず、自然のままになっていますよ。このビーチには宿泊所があり入場料を支払うと、ビーチの見学が可能です。
またこのビーチの右側には夫婦岩があり、縁結びや家庭円満のご利益があるとされるパワースポットもあります。アダンビーチへお立寄りの際は、展望台から夫婦岩を眺めてみてくださいね。おすすめは他にもありますよ。日が落ちてからアダンビーチの砂浜に寝転んで観る流れ星です。星が次々に流れていくさまは、都会では決して観ることができないでしょう。
国頭村の観光スポット一覧
国頭村の観光スポットをご紹介します。
辺戸岬
（出典：国頭村観光情報コーナー）
国頭村で最も有名な観光スポットである辺戸岬は、沖縄本島の最北端に位置し「始まりの
場所」であるとされています。那覇空港から車で約2時間の場所にあります。隆起したサンゴ礁の断崖絶壁と美しくて荒々しい海を一望できますよ。また東側に太平洋、西側には東シナ海を望むことができ、晴れていれば鹿児島県与論島を望むことも可能です。
辺戸岬では風が強く荒波や波しぶきがたっているので、見物の際には足元に十分お気をつけくださいね。
大石林山
（出典：おきなわ物語）
大石林山は、辺戸岬にほど近いやんばる国立公園内にあります。沖縄空港からは車で2時間ほどかかりますよ。大石林山では、国頭村でしか見ることができないような奇岩や巨石、めずらしい動植物などに出会うことができます。
また完全予約制の専門ガイドによるネイチャーガイドツアーやスピリチュアルガイドツアーに参加すると、やんばるの自然をより深く知ることができるでしょう。やんばるの不思議を肌で感じて、知的好奇心を満たしてみませんか？
茅打（かやうち）バンタ
（出典：おきなわ物語）
茅打バンタは本島最北端の辺戸岬近くに位置し、海を展望できる景勝地です。高さ80mの断崖絶壁が東シナ海へ向かって切り立ち、展望台からは絶景を見ることができますよ。束ねた茅を落とすと、強風に打たれバラバラになったことで「茅打」、「バンタ」は沖縄の方言で崖を表すことからというこの名称がついたと言われています。
昼間の絶景もおすすめですが、夜の茅打バンタも人気ですよ。やんばるの森は人工の光が少ないため、夜の茅打バンタでは思わずうっとりしてしまうような満点の星空を観ることができ、展望台から天の川を確認することも可能です。まさに「天然のプラネタリウム」と言えるでしょう。ただし夜間の道は真っ暗なので、車の運転と足元にはご注意くださいね。
ゆいゆい国頭
（出典：ゆいゆい国頭HP）
ゆいゆい国頭は国道58号線沿いにある国頭村の道の駅です。ここではソーキそばやハンバーガー、猪と豚を掛け合わせた猪豚料理、地元の名物スイーツ「クニガミドーナツ」などを味わうことができますよ。また新鮮な野菜や果物を購入することも可能です。さらに敷地内にはアスレチックの遊具、施設内にはキッズルームが設置されているので、子どもも楽しめますね。
もっとも印象的なのは、正面玄関前にあるウエイトリフティングをしているヤンバルクイナの像です。実はこの像は、1987年に開催された「沖縄海邦国体（国民体育大会）」を記念して作られた「クイクイ」という公式マスコットで、今ではフォトスポットになっています。ゆいゆい国頭を訪れた際にはぜひ記念撮影してみてくださいね！
軍ビ
（出典：フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』）
奥間レスト・センターの略称「軍ビ」は、米軍の保養施設です。この施設は国頭村の最西端に位置していて、宿泊施設（キャンプ場、バンガロー、ログハウスなど）、ビーチ、レストラン、ゴルフ場が設置されていますよ。ここでは日本円を使用することができますが、おつりにはドルが適用されますので、クレジットで支払いをするといいでしょう。
また軍ビはあくまでも米軍の福利厚生のために作られているため、米軍人とその家族、軍属が利用可能です。しかし、幸いにも国頭村在住の方は軍ビに入ることができるんですよ！国頭村に住んでいて、アメリカの食べ物や文化に触れたい人は、軍ビに行かない手はないでしょう。
レストランでは本場アメリカンサイズのハンバーガーやTボーンステーキを味わえます。さらに毎週木曜日はピザの日となっています。国頭村への移住を完了させた際にはぜひ軍ビに行ってみてくださいね！
国頭村のカフェ・コワーキングスペース一覧
国頭村のカフェ・コワーキングスペースをご紹介します。
HENTONA LOUNGE
（出典：HENTONA LOUNGE HP）
HENTONA LOUNGEは、カフェ、コワーキング、事業の情報共有スペースとして利用可能です。コワーキングスペースの利用料金は、4時間までの利用で600円（国頭村民は300円）、1ヶ月定額利用で月5,000円（国頭村民は月2,500円）となっています。そのため国頭村民はリーズナブルな金額で、コワーキングスペースを使うことができますよ。
さらにHENTONA LOUNGEの2、3階は定員6名、3LDK、メゾネット式の「移住トライアル施設」となっています。洗濯機や冷蔵庫などの家電品、食器類など生活に必要なものが完備されているので、移住を検討している方が気軽に移住後の生活を体験できるでしょう。宿泊費は1泊3,000円で13泊まで泊まることが可能です。複数回数の利用も可能なので、移住の準備をしながらぜひ利用してみてくださいね！
住所：沖縄県国頭郡国頭村辺土名119-6
TEL：090-3413-1196
営業時間：平日9:30~／土日祝日10:30~
【カフェ】ラストオーダー18:00
【コワーキングスペース】ラストチェックイン18:00
Wi-Fi：有
電源コンセント：有
やんばるパイナップルの丘 安波 コワーキングスペース
（出典：やんばるパイナップルの丘 安波HP）
やんばるパイナップルの丘 安波 コワーキングスペースは「森の缶詰」がコンセプトのコワーキングスペースです。大人1名500円で5時間まで、1,000円で1日利用可能です。大きな窓ガラスの外にあるやんばるの緑をみながらリラックスしながら作業をしたい人におすすめですよ。
住所： 沖縄県国頭郡国頭村安波1089番地7
TEL：0980-43-5115
営業時間：10:00~17:00
Wi-Fi：有
電源コンセント：有
Bookcafe Okinawa Rail
（出典：Googleマップ）
Bookcafe Okinawa Railは国頭村の隠れ家のようなカフェです。このカフェでは、電気は太陽光、奥間川を守るために蒸発拡散方式の排水システムなど再生可能エネルギーを採用していますよ。カフェのオーナーのやんばるの森を守っていきたい思いがひしひしと伝わってきますね。
店内の壁には、自由に読書可能な本がおしゃれに展示されています。オーナー自慢のコーヒーを飲みながら、読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。
住所： 沖縄県国頭郡国頭村奥間 大保謝原2040番107
TEL：080-8350-5524
営業時間：10:00~18:30（不定休）
ラストオーダー17:00
Wi-Fi：無
電源コンセント：有
国頭村のお祭り、イベント、花火は？
国頭村のお祭りやイベントをご紹介します。
国頭村まつり
国頭村まつりは、国頭村の自然や伝統芸能などを様々なイベントを通じて楽しむことができる夏祭りです。イベント期間中はハーリー大会やエイサー演舞、新鮮魚つかみ取り大会などに参加することができます。自然の豊かさを肌で感じることができる森林セラピーツアー（事前予約必須）に参加したら、国頭村の新たな魅力を発見できるかもしれません。祭りの最後をかざる打ち上げ花火も必見です。
安波ダム・クイナまつり
安波ダム・クイナまつりは「世界自然遺産に登録された大自然をおもいきり楽しもう！」をコンセプトとしたイベントです。このイベントでは、安波ダム湖面の遊覧や安波ダム見学、そして森林ガイドウォークや森林セラピー、ジャングルカヤックも体験できますよ。安波ダム・クイナまつりの思い出として、ぜひ木を使ったマイ箸やコマを作ってみてくださいね。
ツール・ド・おきなわ
ツール・ド・おきなわは、例年11月に沖縄県本島北部やんばるの地で開催されるサイクルスポーツイベントです。イベント当日には各ロードレースで競い合うプロ選手、景色を楽しむサイクリング部門合わせて約3,000名以上がやんばるの地を滑走しますよ。あなたの体力に合った部門を選択できるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
国頭村がオススメな人とオススメでない人
国頭村がおすすめな人とおすすめでない人を解説します。
オススメな人
オススメでない人
まとめ
「森と水とやすらぎの里」国頭村は、人と自然が調和する村づくりに注力しています。そのため国頭村に移住すると、大自然の美しさや尊さ、人のあたたかさを日々感じることができるでしょう。
また国頭村は、安心して移住生活を送ることができる支援制度が充実しています。支え合いの精神が浸透している国頭村で、「がんばりすぎない暮らし」をしてみませんか？
「国頭村での生活に憧れる、だけどまだ不安…」という方は、移住体験住宅での宿泊をぜひ試してみてくださいね！
