沖縄移住で失敗・後悔しないための情報、必要な準備、盲点などを解説

沖縄移住で後悔する主な原因は、お金、人間関係、仕事、過度な期待です。

このブログではこれらを中心に、沖縄移住したいけれど、

・実際のメリットデメリットをしっかりと理解したい
・自分のケースではどうなのか知りたい
・調べるべきポイントはどこなの?

こういった疑問を持つ方も多いです。これらの方向けに沖縄移住5年目の私が沖縄移住前に必要な知識、情報、自分でリサーチすべきポイントや判断のポイントなどをお伝えしていきます。

 

仕事

沖縄移住を考えるときに真っ先に考えるのが仕事だと思いますが、沖縄で求人募集が多い職種はある程度決まっています。

簡単に特徴をまとめると、下記です。

・観光、レジャー関係の仕事は多い
・介護福祉、看護師、薬剤師などは比較的多い
・サービス業がさかん
・IT、プログラマーの募集などはある
・製造業(工場)の仕事は少ない
・建設現場(鳶など)の仕事は多い
・事務職は少ないがコールセンター業務はある

ここ最近の動向としては、都内のIT系などの会社がフルモートで求人募集をしていて、沖縄移住希望者を対象にしていかのようなものを見かけます。

そういう意味では、IT系技術者は沖縄移住しやすい風潮になっているかと思います。

ただ一般的に言えば、現在の業種や職種で沖縄で転職を考えている場合には、ハードルは正直上がります。面接の問題がありますし、給与も下がることが多いからです。

仕事については、状況やどうしたいかに応じてパターンが複雑ですので、私の場合はどうしているのかを含めて別記事にてまとめます。

生活費や移住に必要な費用や貯金額などのお金事情

沖縄移住の費用感、必要な貯金額、一般的な生活費も事前に知っておくと良いことです。

相談を受ける中での感覚値としては移住費用は想像されているより安く済む場合が多いですが、生活費は想像より高くなることが多いかと思います。詳細を確認してみてください。

沖縄移住の費用感と貯金額

あくまで私の場合ですが、2018年に東京から家族3人(私、妻、子1歳)で3DK→3LDKの引っ越しで25万円ほどでした。

平日の安い時期に引っ越し可能ならば、これくらいの金額での引っ越しは可能だと思います。オススメはアップル引っ越しセンターです。複数社見積もりしましたが、都内では一番安く対応も良かったです。

貯蓄額は200万円ほどでしたが、ここは現地で仕事が決まっているかやライフスタイルなどによって変わってくるかと思います。別記事で詳細を追加していきます。

生活費は想像より高い

生活費は多くの人が思うよりも安くないです。野菜は高いですし、家賃も安くはないです。ただ、安くするポイントはありますので高望みをしなければ、安く抑えることも可能です。

生活費で言えば、食費はスーパーでは野菜が高いのでファーマーズマーケットで買うことでかなり安く買えます。

家賃は、移住者が好むような綺麗な物件で無ければ、かなり安い物件も多いです。また、人気エリアを外せば現在でも安い物件は多いです。

地域別の生活環境と住みやすさ

これはハッキリ言って目的や家族構成などによります。

ここでは全体的な所感を書きます。

那覇市

那覇は移住者が集まりがちですが、便利なものの個人的にはあまり楽しくないのではないかと思います。子どもがいる場合には教育の問題で那覇を選ぶ人は多いです。子どもがいないならば那覇は外した方が物価も安いです。

なぜ、那覇を押さないかというと、那覇の新都心から近いところ(浦添市)に住んでいたのですが、那覇に行くことはほとんどありません。用事がないのです。

生活に便利な町なら那覇以外にもあります。休みの日に遊びに行くなら、基本は那覇より北上すると思いますので、そうなると那覇に住むメリットはないからです。

那覇は中途半端な都会という感じで、道もいつも混んでいますし、特に他の市町村から行く理由もないので、車の運転ができるならば個人的にはオススメしないエリアです。

沖縄本島南部(那覇以外)

本島南部のメリットは米軍基地がない、観光地やホテルが少ないので静かなことです。

豊見城市、糸満市、南城市あたりが該当する市です。ただ、豊見城は空港から近いですし、観光客も比較的来ますのでで静かではないです。

豊見城は那覇のすぐ南にある市で空港からも近く、最近は移住者も増えているようです。賃料は上がっていますが、住みやすいかと思います。

豊見城以外は、自然が豊かで静かなためスーパーなども少なくやや不便です。米軍基地を避けたい方、静かに暮らしたい人にはお勧めです。

沖縄本島北部も自然豊かですが、米軍基地がありますし、観光地や観光客が多いので、静かに暮らすならば南城市の方が良いかもしれません。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E7%B8%84%E3%81%AE%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E5%9F%BA%E5%9C%B0

沖縄本島中部(北谷、宜野湾、読谷など)

職場がどこかにもよりますが、個人的には一番おすすめです。実際に私もこのエリアに住んでいます。

生活は便利ですし、海も基本的には近いです。家賃も那覇よりは安いはずです。

また、休みの日に遊びに行く際には、那覇や南部に行くことは少ないかと思いますので、移動時間の短縮にもなります。

また、エリアによっては車なしで徒歩圏内にスーパー、銀行、ドラッグストア、などがある地域もあり便利かと思います。

沖縄本島北部(恩納村、名護、本部など)

自然が豊かで、海も抜群にキレイです。

ただし、米軍基地はありますし、観光客も多いです。また、賃貸物件は物件自体が少なくほとんどありません。あったとしても、高額な物件などが多く、現実的なものは少ないです。

車は基本必須になるかと思いますが、良い物件が出ているならば思い切って決めるのもアリという感じです。

求めるものやお子さんへの教育方針などによって決まってくる感じです。教育レベルとしては低いので、お子さんがいる方は自然の豊かな環境を優先するか一般的な教育を優先するかがポイントになります。

目的別の考えるべきことと盲点

次に沖縄移住の目的ごとに考えるべきことや盲点を解説します。

隠居、リタイア生活

リタイア後の資金に余裕があるならば基本的にオススメです。あとは、沖縄に隠居して何を求めるか次第によってきます。

ゆったりとした暮らし、人がゴミゴミしていない生活がしたいならば良いでしょう。

子どもが多いので若さはありますが、那覇以外は人ゴミなどはほぼないので、賑やかな暮らしとサヨナラしたければ良いかと思います。

ただ、少し羽を伸ばして遊びに行こうとすると、基本的にはどこに行っても観光客がいます。人によってはストレスに感じるかもしれません。

また、運転マナーは良くないですし、現地の人間関係も高齢になるほど沖縄流が色濃いのでその点は考慮が必要です。

ゆったりとした生活や豊かな自然目的

自然が豊かなエリアに移住するならば、良いかと思います。

やはり海は最高です。沖縄はPRが下手ですが、世界最高の海です。船に乗らずにサンゴが見放題の海など他にないと思います。

また、沖縄北部にはやんばると呼ばれる自然があります。海だけでなく森や山もあるので、自然好きならばオススメです。南城市などの南部も穴場です。

ただ、米軍基地が多くどこにいってもだいたいは飛行機が飛んでいます。観光客も多いので、エリアは要検討です。

花粉症からの逃避

花粉はゼロではないので、100%ではありませんが、私は花粉症から解放されました。

よほど酷い人以外は解放されるかと思います。ただ、沖縄にも一部の花粉が飛んでいるので、人によっては多少の影響はあるかと思います。

常夏の暮らし

住んでみると意外と常夏ではありません。海に入れるのは4月~10月くらいです。

移住最初の年の冬は暖かく感じますが、2年目以降の冬は普通に寒く感じます。毛布も羽毛布団も必要です。暖房も必要です。

旅行で来ると冬でも半袖で過ごせますが、住んでみると冬は厚手の上着は必須です。本州ほどではないですが、四季もあると言えばあります。

子どものインターナショナルスクール入学

沖縄はインターナショナルスクールが多く、ネイティブの先生が教えてくれて、費用も安いです。そのためインターナショナルスクール目的で移住する人もいます。

私も子どもをインターナショナルスクールに入れていますし、アリだとは思いますが、教育レベルは都内などよりは落ちるかと思います。

人間関係の断絶・逃亡

人間関係の断絶には向いています。距離があるとLINEなどでも連絡を取り頻度は減ります。

自分の時間を作りたい、何かに集中したい場合にはアリです。

また、何かやらかしての「逃亡」希望の人も多いです。このあたりは詳しくはありませんが、沖縄逃亡は見つかる可能性が高いとの話も聞きます。世間が狭いのと、沖縄逃亡は考え付きそうだからです。

逃げるなら人込みにまぎれた方が良いかと思います。

沖縄は暴力団も本土ほど弱っていないようなので、そういった人から逃げるのであれば、止めた方が良いのではないかと思います。

年代や家族構成ごとに考えるべきこと

年代や家族構成ごとに考えるべきこともあります。

・独り身やカップルであれば、開放感やリゾート感。

・子持ちのファミリーであれば、教育や人間関係、生活費など。

・熟年夫婦なら、今後の物価の値上がり、生活費、住まいをどうするかなど。

それぞれにおいて重要視すべきことが異なると思います。

これらの視点についても、随時記事を追加していく予定です。

移住者の人間関係について

沖縄移住後の人間関係や嫌われないか?などは多くの人が心配しているようです。実際、私もかなりリサーチしました。

インターネットの情報はネガティブなものが多く、移住者は嫌われる、迷惑、被害に遭った、といった真偽不明なものをよく見かけました。

移住して思うのは、それらはほとんど嘘なんじゃないか?ということです。妄想を書いているのでは?と思うくらいです。

また、移住者は転勤者を含めるとかなりの数がいます。

沖縄での知り合いをどこで作るかというと、仕事先、児童センターや幼稚園、学校の保護者のつながり、知人の紹介、インターネット、などになるかと思います。

人間関係についても後日記事を書いていきたいと思います。

沖縄移住のメリットとデメリット

沖縄移住して感じるメリットとデメリットを簡単にまとめます。

メリット

・海がキレイで近くに海がある
・ショッピングモールや遊び場が充実している
・子育てしやすい環境や文化がある
・インターナショナルスクールが安い
・移住者は多い
・店員などの対応が基本にかなり良い
・基本的に混まない
・公園がたくさんあって充実している
・賃貸物件の建物がしっかりしている(台風対策のため)
・子どもがたくさんいてお祭りなども活気がある
・賃貸物件の更新料が安い・ない
・花粉症でも平気

デメリット

・キレイな海に慣れる
・車社会で歩かない、運動不足になる
・服装に気を使わなくなり、ダサくなる
・雨が多く、日照時間が少ない
・日差しが強すぎる
・給料が安い
・社会が狭い
・渋滞が激しい
・湿気が多くカビやすい
・物価が上がっている
・沖縄の人間関係や文化は独特
・テレビのチャンネルが少ない
・車の運転マナーが悪い
・リゾート気分を味わうにはお金がかかる
・自然が多く虫が多い、デカい
・待機児童が多い
・季節感が少なく、今何月か忘れる
・通販の送料が高く、商品到着が遅い
・交通事故が多い
・昔の友人と会う機会は減る
・娯楽がない
・グルメレベルは低い

書いていたらデメリットの方が多くなりましたが、これを見ても移住したい気持ちが萎えなければ本物です。

移住に向けて一歩進めてみても良いかと思います。

まとめ

沖縄移住に失敗して最悪な結末を迎える主な原因は、お金か人間関係が主な原因です。

そして、お金があればたいていの悩みは解決できます。

「毎月あと数万円あったら、どれだけ楽か」

移住後の仕事やお金が上手くいかないと絶対にこういう風に思います。でも、その数万円が不労所得という形で入ってきたらどうでしょうか?

 

失敗しない沖縄移住のためには、移住をする前の段階で、不動産やインデックス投資などで不労所得を得ていくことが理想です。でも、多くの人には難しいです。私もそうでした。

 

なので、他の方法を色々探しました。その結果、誰でもできる唯一の不労所得を作る方法が分かりました。詳細は下記に書きましたので興味があれば見てみてください。