沖縄移住を具体的に進めている段階では、移住がとても楽しみな一方で不安も多いかと思います。 私も移住をほぼ決めた際には、マリッジブルーのような感覚があり何度もGoogleで検索をし、
「沖縄移住 後悔」
「沖縄移住 やめとけ」
「沖縄移住 最悪」
などはもちろん、他のキーワードでも色々検索してリサーチをしました。 なので、この記事では、
・後悔する人のパターンを知りたい
・盲点がないか確認しておきたい
・最悪のパターンを知りたい
という人向けに、これらの答えを
「東京から沖縄に子連れ移住して7年目で、もう東京には戻れないと感じている移住者の目線」で、ガチで書きます。
沖縄移住を具体的に検討しているなら、最終的な決断をするのに必要な情報が分かると思いますし、最悪の想定ができたりすると思います。
また、後悔している90%の人の理由が分かり、それなら自分は大丈夫だと確信が持てるかもしれませんし、自分も90%になりそうだから移住はやめて沖縄には旅行で来ることに方向転換できるかもしれません。
沖縄移住で失敗・後悔する理由の9割はコレ!

一言で言えば、イメージとのギャップです。 移住後に後悔する人の多くは、
・毎日キレイな海やリゾート気分が味わえる
・沖縄の人は優しくて人間関係のストレスから解放される
・1年中暖かくて快適に過ごせる
このようなイメージを持って、移住するようです。でも多くの場合、このようにはなりませんので、それを説明します。
ギャップ①:毎日キレイな海やリゾート気分が味わえるのウソ

※お金、時間などの自由度が移住後もかなり余裕があるなら話は別です。
沖縄で就職して仕事をすることを前提とすると、平日はリゾート気分どころではありません。朝夕は道路も異常に渋滞しています。
住む場所や自宅から海が見えるかによりますが、旅行で来ているときのようにリゾート感はないのが一般的です。ごく普通の地方都市や田舎の街といった街並みです。
もちろん街路樹がヤシの木だったり、沖縄感のある木の場所もあるので、多少はリゾート感はあるかもしれませんが、その程度のことはすぐに慣れます。
平日仕事で忙しくリゾート気分が味わえないなら土日に楽しもうとなりますが、以外とリゾート感が味わえる場所は多くありません。土日も道が混みますし、家のこともやらなければなりません。
旅行のようなワクワク感、リゾート気分を味わいたいなら1時間程度は車で移動しないと難しいかもしれません。 そして、そういったリゾート気分を味わうにはお金が必要です。知っての通り、沖縄の給料は激安なので沖縄で就職して毎週土日にリゾート気分を味わうのはほぼ無理でしょう。
逆に、近くの綺麗な海でゆっくりとする程度で十分。そこまでリゾート気分は求めていない、リゾート感よりも沖縄のなんか緩い感じ、雰囲気がとにかく好き、お金はかけなくても沖縄旅行で心の底から楽しめている、という人ならばこの点は当てはまらないでしょう。
ギャップ②:人間関係のストレスから解放されるのウソ
特に東京などで仕事でしていると、人間関係のストレスはとてつもないと思います。職場の上司や同僚、取引先はもちろん、電車や街中の人ごみでもストレスを感じる人も多いと思います。
また、沖縄移住を考えるような人は、友人関係にも
「なんだか考え方が合わないな」
「そろそろこういう友達関係もいらないかな?」
と思い始めているかもしれません。
沖縄に移住すればこういった人間関係のストレスからは解放されたり、軽減されると想像していると思います。でも、現実は沖縄独自の人間関係の難しさもありますし、移住者は嫌われやすい、差別されやすいという現実もあります。
なので、沖縄で就職するならば、人間関係のストレスからは解放されないと思った方が良いでしょう。 ただ、現実としては、ネットで書かれているほど移住者がひどい扱いを受けたり、いじめられたり、嫌われたりということはないかと思います。
どこに行っても人間関係の問題はありますので、過度な期待はしないということだけ頭に入れておけば大丈夫かとは思います。
ギャップ③:1年中暖かくて快適には過ごせるのウソ
これは意外かと思いますが、沖縄は湿気も多く冬も寒いので不快です。
湿気はハンパではないので、油断するとすぐにカビます。そして冬は想像しているよりも寒いです。移住1年目は暖かく感じる人が多いですが、2年目以降の体感は東京などと変わらないです。
雪が降るんじゃないかと思うほど寒くても10度以上気温があったりします。 また、寒暖差が激しいのでカゼを引きやすいです。2月でも昼間太陽がでると半袖になれるくらい暖かい日もあるのですが、夜は一気に冷え込むので油断するとすぐにカゼを引きます。
また、意外に思うかもしれませんが、沖縄は晴れの日が少なく、快晴の日数が全国一少ないです。とにかく曇りの日が本当に多いです。 特に冬は太陽が出る日が本当に少なく、個人的な話で言えば、頭がおかしくなりそうになった月もあります。
沖縄の自殺率は意外と高いです。意外なことに全国でも割と上位にランキングされています。 お金の問題と日光を浴びづらい環境の問題があるのではないかと個人的には思っています。
沖縄移住で失敗しないための対策と準備
ここでは、沖縄移住で失敗しないための対策と準備を紹介します。
1,デメリットを洗い出す
2,目的を明確にする
3,事前に下見に行く
この3つです。
1,デメリットを洗い出す
沖縄移住で失敗しないためには、まずデメリットを洗い出して許容できそうかどうかを事前に判断します。
2,目的を明確にする
沖縄移住の目的を明確にして、本当に移住したいのかどうか?を自分自身に問いかけてみましょう。意外と見栄で移住するという人もいるようで、それは失敗します。
目的を明確にするだけでなく、以下のステップで目的の重要度からデメリットも考えて許容できるかをイメージします。
1,目的を明確にする
2,目的の重要度を確認
3,デメリットと比較して検討する
1,目的を明確にする
まず、あなたが沖縄に移住したい理由や目的を明確にしてください。よくある目的は下記です。
・沖縄が好き
・海が好き
・子供をインターナショナルスクールに入れたい
・年中暖かい土地で暮らしたい
・旅行で来て感動した(自然、人)
・ゆったり暮らしたい
このあたりが多いですが、まずは自分の目的や理由を考えてみてください。一つでなくてもOKです。というか複数あった方が移住には向いています。
2,目的の重要度を確認
「なぜ沖縄に移住したいのか?」を考えて、移住の目的や移住したい理由を具体的に出したら、次のステップに進みます。
本当に生活する上で重要度が高いかを確認してみてください。重要度を考える際に期間と熱量の2つの視点で考えてみてください。
・期間(どれくらい長く続くか?どれくらいの期間必要か?)
・熱量(どれくらい好きか・必要か・重要か?他の何かを捨てても必要か?)
例えば、「沖縄が好き」という要素があれば、沖縄がどれくらいの期間好きか?沖縄好きがいつまで続きそうか?若いうちだけか?老後もか?などです。
そして熱量の視点では、どれくらい沖縄が好きで必要か?他の何かを捨ててでも沖縄に住みたいか?という観点で考えます。
3,デメリットと比較して検討する
沖縄移住の目的と理由、その重要度を考えたら、沖縄移住のデメリットと天秤にかけます。
沖縄に住むと沖縄が日常になるので、季節感、狭い島、観光地など、今までの生活と大きく変わります。生活していく上でこれらのデメリット的要素がどうなのか?を比較・シミュレーションしましょう。
・それくらい余裕で我慢できる
・デメリットをまったくデメリットに感じない
・多少のデメリットは全く気にならない
これくらいの感じでないと、沖縄移住は嫌になって帰ることになる可能性が高いので、この時点であきらめましょう。
まとめ
沖縄移住に失敗して後悔する人の多くは、お金と人間関係です。
理想としては、移住前にお金はある程度まとまったお金を用意しておいたり、株や不動産などで不労所得のような収入が得られるような状態になっていることです。
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